FPが絶対知っておきたい生命保険・損害保険の知識と地震保険の改訂について

 

 

昨日、5月21日、第7回サムライズ勉強会を開催いたしました。 

 

アクチュアリーの野口俊哉さまに、「FPが絶対知っておきたい生命保険・損害保険の知識と地震保険の改訂について」ご講演いただきました。

 

生保業界にも損保業界にもお詳しい野口さんならではの、大変興味深い内容が盛りだくさん!とても勉強になりましたし、楽しかったです。

 

損保と生保のリスクの違いから特徴を見ると、

両者の業としての違い、扱う商品差異や収益性の特徴なども見えてきて、なるほどと思いました。

 

時事的ないくつかのトピックも、その背景からご解説いただき、興味深く伺いました。

 

以下、内容について一部を野口さんのお話とレジュメを参考に掲載させていただきます。

 

 

 

「東日本大震災における保険会社の対応について」

 

未曾有の東日本大震災では、生命保険、損害保険から多額の保険金が支払われました。

早々に、生命保険業界からは、保険金を全額支払うことがアナウンスされたこともあり、結果的に契約者保護のために率先して支払いを決めたというようなイメージでした。

 

しかし、保険金支払いについては、普通保険約款および特約条項に取り決められていて、それに準じた支払いとなります。

 

もともと、生命保険では、定期保険、終身保険などの普通死亡を保障する商品に、地震による免責はありません。

災害死亡特約等の傷害に起因する死亡を保障する商品は、約款上は削減払いの可能性を残すものの全額支払い。過去に削減されたケースはないそうです。

 

一方、損害保険は、個人の自宅用の地震保険、海外旅行保険、地震拡張担保特約以外は基本的に、地震、放射能汚染、戦争は免責。

 

つまり、約款、特約条項に従って、生保の保険金は支払われ、また、損保では支払われなかったということです。

 

 

 

また、「今後の地震保険改訂の方向性」は、新聞等で報道されているような方向性で、現在はまだ政府からの正式な発表には至っていません。

 

ポイントとしては、

  基本保険料の見直し

  耐震住宅の保険金額の上限引き上げ

  免責構造の住宅に対する割引制度に置ける割引率の拡大

  「半損」と「一部損」の間に新たな認定基準を設定

                   (野口さんのレジュメより抜粋)

ということです。

 

 

野口さん、貴重なお話、本当にありがとうございました!

その後、恒例の某居酒屋での懇親会へ。

次は、スタートアップメニューにバラエティを持たせます(笑

 

楽しいひとときをすごさせていただきました。ご参加いただきましたみなさまありがとうございました。

次回、サムライズの勉強会は、6月20日です。

行動ファイナンスについて、大手証券会社でお仕事をされ、企業年金と資産運用関係がご専門の大江英樹さんにご講演いただきます。

詳細は、サムライズプロジェクトジャパンのHPに間もなくアップします。

どなたでもご参加いただけますのでぜひ!

                               

                              (岩城みずほ オフィスベネフィット